棚田オーナー制度20202020年8月23日(日)

棚田オーナー制度、8月の活動レポート!

いとしまシェアハウス
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こんにちは。いとしまシェアハウスです。

6月、7月と雨の中の作業でしたが、8月は無事雨のない中で田んぼ体験ができました!日差しはそこまで強くはなかったものの、マスクをしながらの作業はなかなかのハードワーク。いつもと違う環境ではありましたが、皆さんとても頑張ってくれました!

この日のメインの作業は、稲の間に育った雑草を手で抜いていくこと。なかには、稲そっくりに化けている「ヒエ」という雑草もあるので、それを見分けて引き抜いていきます。このヒエ、稲と同じ間隔/同じ束間で生えてくるので見分けるのがとても難しい。こうやって擬態すれば人間に引き抜かれない、ということを知っているんですね。植物って賢いなあ、たくましいなあと思う瞬間です。

小さかった苗も立派に分蘖(枝分かれしていくこと)し、太くなってきました。ここまでくると、ジャンボタニシに倒されて食べられてしまう、ということもなくなってきます。ほっと一安心。

 

泥に足を取られながらも、裸足で田んぼの中を歩くのはとても気持ちいいもの。こうして人が歩くことで、実は田んぼにもいい効果があるのです。

田んぼの中を人が歩くことで、田んぼに空気が入り、苗を適度に刺激して成長を促すのだとか。また、水が濁って水温が上がると、さらに生育が良くなるのだそう。よく「稲は人の足音を聞いて育つ」と言われます。田んぼに通い、こまめに手入れすることで稲もその気持ちに答えてくれる、ということでしょうか。

 

 

大きくなってな〜〜〜〜!という気持ちを込めて、お手入れしていきます。

 

 

ドローンを飛ばして空から棚田を見てみると、小さく連なった田んぼの模様がまるで絵画のよう。夏は棚田の緑が濃くなり、一年で一番爽やかな季節です。うーん、とても綺麗。

 

8月末には稲が可愛い花を咲かせます。花が咲いているタイミングは受粉の大切な季節。触れると花粉が落ちてしまうので、この時期だけは田んぼに入ることができません。なので、花が咲く前までにしっかり雑草を抜ききることが重要です。

花が咲いたら、水を切らせないようにし、ただただ見守ります。

 

この日は、看板を書いて田んぼのそばに立てました。このまま無事、すくすくと育ってくれますように!皆さん、お疲れ様でした。

 

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