2021年、棚田オーナー制度のお米を無事収穫しました!
こんにちは、いとしまシェアハウスです。
秋は棚田オーナー制度プログラムのクライマックス、稲刈りと脱穀のシーズンです。田植えをしたときはまだ小さくて細くて、なんだか心許ないような大きさだった苗が、今ではすっかり色づいてたくさんの実をつけています。参加されたオーナーさんたちも稲の成長ぶりに驚かれていました。
黄金色の田んぼで、早速稲刈りです。
今年は、稲刈りのために子どもたちが手作りのカカシを作ってきてくれました。思わず鳥も寄ってきてしまいそうなかわいさ。大人たちもメロメロです。
この田んぼでは、収穫したお米は機械でなく天日で干して乾燥させます。そのため、刈った稲は紐で束ねて竹にかけていきます。もちろん、全部手作業!
稲を干すための竹を組むだけでも大仕事。子どもたちも率先して手伝ってくれます。
無事にすべてのお米が干し終わりました。
ここから数週間、日光や風に当てて乾燥させます。
私たちが田んぼでお米を天日干しする理由は、大きく3つあります。
・お米の水分が多いとカビや虫がつき、梅雨を越せない
・お米を干している間に、稲藁の栄養が実に移る
・ゆっくりと乾燥させることで、お米の旨みや栄養素を壊さずに収穫できる
こうして、昔ながらのおいしいお米が出来上がります。
収穫したお米は、無事オーナーさんの元へ届けることができました。
手作業での収穫や乾燥には時間や手間がかかりますが、その分美味しさもひとしお。オーナーの方々には、普段なかなか体験できない「お米ができるまでのプロセス」を少しでも楽しんでもらえていたら嬉しいです。
また来年も、この棚田でたくさんのお米が収穫できますように。
2021年度オーナーの皆様、1年間ありがとうございました!
<2021年オーナーの皆様>
一二三貴美子 さま
高木一城 さま(ぽかぽか保育園)
土子瞳 さま
吉橋亮 さま
上滝太祐 さま
酒井和幸 さま
相原 祐伽 さま
吉田純子 さま
山口 淳子 さま
稲益彩香 さま
吉本夏海 さま
田中史朗 さま
塩﨑大徳 さま